*2010*02*

25
Feb
二月花形歌舞伎、千秋楽
Posted by Arei at 22:38:18 - 2 comments 0 TrackBacks
 春一番が吹いた日。取材の合間をぬって、ライター仲間でありよき友のayuに誘ってもらった花形歌舞伎へ。楽日ということで、大盛り上がり。獅童も染五郎もさすがだろうけれど、女形も立役もそつなく素晴らしい二代目市川亀治郎にグッとくる。「次の猿之助」と目されているだけに、スーパー歌舞伎かと見まごうばかりの宙づり&紙吹雪三昧は圧巻。確か情熱大陸で、舞台ができるまでのものづくりの工程が好きだと言っていたと思うけれど、その姿勢がひしひしと伝わってくるようなにらみや立ち居振る舞いがそこここに感じられたいい舞台だった。ぜひまた行きたい。

終わって、ayuが知り合いになったというご縁で、なぜか便乗して歌六さんの楽屋へおじゃまする。鏡台にドーランなどのお化粧類が置いてある以外は、いたってシンプルな楽屋に感動。やはり、嫌味のない貫禄とおおらかなオーラのあるお方であった。

さて、毎日取材に追われる日々が続いているけれど、土曜日は久しぶりに、のたりと木工の矢野さん宅を訪ねて糸島へ。ゆるやかな気といい刺激を浴びてこよう。

写真は二見ヶ浦、夜を迎える夕暮れ時の風景。




22
Feb
「回」10周年
Posted by Arei at 21:28:03 - No comments 0 TrackBacks
 今日はやや二日酔い。「回」の10周年記念「SP盤を聴く会」は来週28日だった…すっかり勘違いしていたけれど、結局、昨日は内輪でのお祝いがあると知り、ふくやのお二人と一緒に伺うことに。好きなお花屋さんが休みだったので、お祝いはふくやさんで物色しようと早めにお店に向かったところが、ガラッと玄関を開けると、そこには安藤さんと石原さんの姿が。安藤雅信さんは現在、福津市のガレリア星鈴音で展示会中。土曜は在廊日だったが時間がなくて伺えず残念だなぁと思っていたので、嬉しい偶然に頬を緩ませていると、ニカニカ笑顔と力強い握手が返ってきた。束の間のおしゃべり。本作りのことも伝えて、励ましていただいた。

その後、ふくやさんとそらやさんでごはんを食べて、回へたどり着いたのは23時。Iさんやモア夫妻などなど、久しぶりに会う人達もいっぱいで、ついついビールやワインに手が伸びながらも写真を撮った。10年、お世話になっている回さん。心よりおめでとうございます。楽しいことも、大変なことも、哀しいことも、いろいろあった10年という歳月だと思いますが、「これからもぼちぼちいこかい」、ですね。いつもそこにある存在の「回」に、感謝して。最後は、残った人それぞれがお祝いの言葉を贈って、泣いたり笑ったりで午前4時だったか帰宅。濃密で、優しい日曜日でした。

明日はソラだのみが叶って、無事、糸島取材へ。


■回10周年企画 第3弾
2月28日(日)
一部)『 早春のキモノ会 』 pm4:00〜 ¥2800(お茶とお菓子[800円相当]+回kaiオリジナル粗品[1000円相当]付き)
二部)『 昭和初期の音源 SP盤を聴く会 』 pm7:00〜 ¥1500(1drink付き)
***一部+二部 ご希望の方は ¥4000 となります。
一部は出来るだけご予約を、、二部は当日でも自由参加。
予約は『回kai』092-525-4027(pm5:00~)まで。


■安藤雅信さん「陶展」
2月20日(土)〜3月1日(月)ガレリア星鈴音
http://www.galeria-selene.com/




20
Feb
ソラだのみ
Posted by Arei at 22:59:24 - No comments 0 TrackBacks
 のんびりできる週末かと思いきや、体調を崩したとカメラマンさんから連絡が入り、来週のスケジュールがくるってしまった。来週は毎日何かしら取材が入っており、タイムリミット間近でお天気にも左右される、そんな取材物件もあり。こちらもむこうも万端なのだが、カメラマンさんが見つからない。う〜む、別日に設定し直すべきか…ソラさん、たすけてぇ(目やにつきショット)。

明日は部屋の掃除をして、早めに〆切のものに取りかかろう。夜は「回」さんの10周年記念「SP盤を聴く会」へ。




20
Feb
一歩一歩
Posted by Arei at 00:44:33 - 2 comments 0 TrackBacks
 2月末。落ち着くはずだったのに、なぜかまだまだ慌ただしい日々。といっても、糸島や暮らしのあれこれ、農業系の取材なので、慌ただしさの中にもストレスはあまりない。気がかりなのは、確定申告の準備だけ…。毎年、家のあちこちから領収書をかき集めるところから始まるのだけれど、いい加減に改めたいもの…。

仕事の合間をぬって、この頃は野中さんの写真教室へ通っている。これまで何となく理解して何となく撮っていたけれど、カメラの構造やレンズのことを知ってくると、これが楽しくて新しいカメラが欲しくて欲しくてたまらない。PCも寿命を迎えているので、すべては今年の確定申告の結果にかかっているのだけれど…いやはや。

写真教室は、お昼をあわせて3時間半ほど。お弁当は、同じ生徒として通っている沼田さんが作ってきてくれるという、毎回ありがたい特典付きなのだ。「自分の分を作るなら一緒に作ったほうが美味しく感じるのよ」の言葉が胸に温かく染みるのでした。いつも美味しいおべんとう、ありがとうございます。

さぁ、忙しくてもやるべきことを一歩一歩進めよう。




06
Feb
あれから
Posted by Arei at 00:47:29 - 6 comments 0 TrackBacks
 昨日、2、3年ぶりぐらいに石風亭へ。ここは出版社の中で開かれる、いうなれば酒場サロン。石風&サライがまだ大手門にあった頃、毎週のように通っていた20代のわたしの青春の場所である。

昨晩のメンバーは、新聞社の方2人、ペシャワール会のFさん、ネット古本屋さんのOさん、写真家のTさん、Wちゃん夫妻と石風スタッフ。Fさんがアフガンに旅立つ前日ということで、大にぎわい。さんざん飲んで、酔っぱらっていろいろとしゃべったような気がするけれど、きっと誰ひとり憶えてないだろうな。

ひとしきりみんな騒いでお開きになった後、SさんとFくんと3人で近くの飲み屋へ。Gちゃんが合流。マイヤーズをロックで2杯飲んでしまい、かなり酔いちくれた…。あれから10年かぁ…とかなんとかみんなで話しつつ、なんだか懐かしく感慨深い時間を過ごす。10年。変わらないようでいて、当たり前だけれど変わってるんだなぁ。とはいえ、わたしにとって、いつまでも特別な空間。青春は永遠なり。Fさんが帰ってきたら、またおじゃましよう。

今日はやや二日酔いの気分で、お菓子の専門誌の原稿をダッシュ。夕方から大橋トリオのライヴレポで、Zeppまで自転車を飛ばす。ステージには電飾ネオンの旗がとりどり飾り付けられ、さながらサーカス楽団の舞台といったセッティング。いざショータイムが始まると、ロングハットと燕尾服を身に纏ったトリオ氏と小粋なメンバーが登場。あくまでも、どこまでもマイペースに、ショートフィルムのようなスローな世界にほうっと魅せられた。ラストはピアノ・ソロの美しいエンディング。ごきげんに、スウィングした夜。



04
Feb
見つめる
Posted by Arei at 15:21:15 - No comments 0 TrackBacks
 大きな仕事がもうすぐ終わるのだけれど、すべてが重なってぎゅうぎゅうの日々。たぶん、今年で今がいちばん忙しいのでは…との思いがよぎる。

1月はあっという間に過ぎ去ったけれど、ハハもわたしも、ひとつ年を重ねた。

先日、まどみちおさんの番組を見る機会があった。「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」など国民歌ともいえる童謡を作ったお方だが、戦時中に手がけた詩や、息子の死を思って、しきりに後悔していた様子なども印象的だった。

一粒の砂に世界を見、
一輪の野の花に天国を見る
手のひらに無限をつかみ、
一瞬のうちに永遠をとらえる

まどみちおさんは、日本のウィリアム・ブレイクとも紹介されていた。90代だったか奥さまがアルツハイマーになり、一時は途方に暮れたそうだが、今では病気に「アルツちゃん」と名付け、作風とおなじくユーモアの姿勢でそれを受け入れながら日々を過ごしている。番組の中では、まどさんご自身も療養中とのことで病院にいらしたが、創作活動の意欲はいまだ衰えず。毎日の散歩の途中に遭遇する虫やお月さん、魚の作る波紋にも、驚きや感動あふれんばかりに、いっぱいの様子で、こちらまでわぁっと嬉しくなる。

まなざしの先にある
たくさんの不思議、発見、存在。
クエスチョンマークと感嘆符。

まどさんは言う。
自然界に存在するみんなみんな、ひとつひとつ、ひとりひとり、ちがう魅力をもっているのだと。
それを感じ、見つめることの尊さ。
昨年、満100歳を迎えたまどみちおさんに、しみじみ。改めておそわった気がした。

とはいえ目下、荒れ果てた部屋の片隅でパソコンに向かいながら、相反する暮らしの原稿を黙々と書いている自分という存在。まずは、ここから見つめ直したい…。