*2008*04*
30
Apr |
扉は開いて
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4月、卯花月。太郎さんの誕生日の日に吉野ヶ里にあるアトリエへ。祖母と同じく交通事故で、若くして逝ってしまった人。キャンドルの薄灯りの中で目にする作品たちは、力強く、けれど瞬間、闇の中を彷徨うように儚げに揺れていた。言葉を交わしたのはわずかだったけれど、アトリエではその意思を受け継ぐ頼もしいファミリーに出会えて、反対にそっと励まされた。キャンドルに祈りを捧げた後、桜を眼下にバーベキューにおじゃまさせてもらう。シンと静まり返った交差点の向こう側、信号機の明かりに照らし出されて佇む一本桜。花冷えの夜に身をゆだね、ざっくばらんに交わした四方山話と思い出話。忘れられない風景と記憶を胸に、いつか取材をと心に誓う。
さて、ここ最近は故郷・日田ざんまいの週末。先々週はハハが会社でお世話になっているYちゃんの結婚式へ。大原神社で記録用カメラマン。祝福の晴空の下、白無垢姿の別嬪さんの笑顔が眩いばかりに輝きを放っていた。やっぱり和装はいいね、と感想を述べあいつつ、帰りしなハハと参拝、みくじを引く。大吉と末吉。ともに良きことが訪れる暗示。よし、大丈夫。あとは信心して進むのみ、である。
そして先週末はというと、年に一度の恒例イベント。ハハ、パッチワーク教室の発表会の巻き。ハハ友も来てくれて、いつものトリオが揃う。今年の新作は題して「四角い扉」。かれこれ何年になるんだか、なかなか腕を上げているご様子。小さな扉の数、刻まれてきた日々。その扉の向こうに広がる世界を、迷うことなくイメージして。
今年もまた。そして、来年も。