*2008*04*

30
Apr
扉は開いて
Posted by Arei at 01:23:00 - 2 comments 0 TrackBacks
  3月、桃見月。「手の間」が出て、陶芸家・上原治夫さんの展示会の手伝いをして、その合間には望雲の教室で来福していたカキノさんと再会できたり、20代の頃からお世話になっているS社Fさんの還暦祝いも賑やかに行なわれた。

 4月、卯花月。太郎さんの誕生日の日に吉野ヶ里にあるアトリエへ。祖母と同じく交通事故で、若くして逝ってしまった人。キャンドルの薄灯りの中で目にする作品たちは、力強く、けれど瞬間、闇の中を彷徨うように儚げに揺れていた。言葉を交わしたのはわずかだったけれど、アトリエではその意思を受け継ぐ頼もしいファミリーに出会えて、反対にそっと励まされた。キャンドルに祈りを捧げた後、桜を眼下にバーベキューにおじゃまさせてもらう。シンと静まり返った交差点の向こう側、信号機の明かりに照らし出されて佇む一本桜。花冷えの夜に身をゆだね、ざっくばらんに交わした四方山話と思い出話。忘れられない風景と記憶を胸に、いつか取材をと心に誓う。

さて、ここ最近は故郷・日田ざんまいの週末。先々週はハハが会社でお世話になっているYちゃんの結婚式へ。大原神社で記録用カメラマン。祝福の晴空の下、白無垢姿の別嬪さんの笑顔が眩いばかりに輝きを放っていた。やっぱり和装はいいね、と感想を述べあいつつ、帰りしなハハと参拝、みくじを引く。大吉と末吉。ともに良きことが訪れる暗示。よし、大丈夫。あとは信心して進むのみ、である。

そして先週末はというと、年に一度の恒例イベント。ハハ、パッチワーク教室の発表会の巻き。ハハ友も来てくれて、いつものトリオが揃う。今年の新作は題して「四角い扉」。かれこれ何年になるんだか、なかなか腕を上げているご様子。小さな扉の数、刻まれてきた日々。その扉の向こうに広がる世界を、迷うことなくイメージして。

今年もまた。そして、来年も。