*2005*05*
28
May |
新しい机
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なんといっても預かっていた机を返して以来、これまで1ヶ月くらい文机の生活を送っていたので、高さもちょうどよく、ものすごく快適。なんだかいっぱい、仕事諸々のいろんなことができそうな気分になっている。
机よ、机さん、
この先何十年、末長くよろしくどうぞ。
25
May |
光の道筋
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おはよう。
ありがとう。
今日からまた、
がんばろう。
24
May |
おすそわけ
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ごはんをちゃんと食べると、元気が湧いてくる。元気の源はまず食にあり、かな。昨日も結局また眠れなかったけれど、風邪ひきとも、きっとあともうちょっとでおさらばだ。
23
May |
ありがとう
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もう会えなくなってから、いまさら思う。
食べ物は何が好きだったのかな。
どんなことをしている時が幸せだったのかな、とか。
不思議と涙は出てこない。
手元に残ったのは、手紙3通と去年撮った写真。
じっと見つめてみても、何も浮かんでこない。
わたしにできたことは何だったのか。
もっとできることもあったのに、そうしなかったのは何故だろう、とか
ただぼんやり、そんな感じのことを思っている。
ひとつだけ確かに言えることは、
わたしを存在させてくれてありがとう、という言葉だ。
ありがとう。
22
May |
ち、ちがいます!
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袋に買ったものをつめている時に、ふとある疑問が浮かぶ。(いままでこれ以上に買い物したことがあったけど、こんな風に運んでくれたことって一度もなかったよね…最近のサービスなんだろうか、それとも咳してるので気を遣ってくれたとか?)
そして、帰り道ハッとした。着ている服がジャンパースカートであること。お腹のとこに付いているポッケに財布や携帯、家の鍵をつめこんでいたこと。(…も、もしやわたし、妊婦さんとまちがわれたんでは〜!?)苦笑いしながら家に帰り着いた。
それにしても、最近どちらかというとやつれてる方なんですけど…
(後で聞けば、知人も同じことをされたとか。なんだ、サービスか…)
21
May |
ノレない週末
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結局、明日楽しみにしていた我が故郷、日田の川開き観光祭ツアーを涙を飲んであきらめた。ここ1週間、咳が出る。とんでもなく出る。眠りたいのに咳が出て眠れないのって、つ、つらい。もう観念して、月曜に病院いこうっと。
20
May |
声に、涙
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遅れることなく、ステージはほぼ定時に開演。勝手な想像のなかではおじいちゃんだったはずが、出てきた姿は持ってるCDジャケとさほど変わらず。グレーのセーターにパンツと普段着そのもの。し、渋い。
ギターを手に椅子に腰かけ、最初の一声。それはとても甘く、穏やかで、控え目だけれど華のある色っぽさが混じっている。さらに声だけでなく、その歌い顔の表情までもがとても豊か。歌声を聴いただけで、なぜだか涙がじんわり浮かんでくるなんて。…参りました。
バックバンドは、ギター2、バイオリン、ドラム、ウッドベース、パーカッションという、これまた渋い面々。凪のある…といおうか、ささくれだった声なんて一音もなく、ギターの弾き語りから、ボッサ、アヴァンギャルド、オールディーズと、バンド・サウンドも七変化。さらに曲毎に照明や演出も手が込んでいるときた。なんといっても、ヴェローゾ氏の立ち振る舞いが妙にコミカルな動きだったり(笑)、とってもチャーミング。まるで舞台劇さながらに楽しませてくれる、この上なく素晴らしいものだった。
ただ残念だったのは、この風邪っぴき。咳が出ないようにと、ハンカチの中にれんこん飴をしのばせた甲斐もなく、しかもお気に入りでもあった『Desde que o samba E Samba』の弾き語りのいいところで、コンコン、コン。周りの皆さん、ごめんなさい。
でも、無理しても行けてよかった。もういい歳だから聴けないかも…という思いを払拭するほど、すこぶる元気だったし、ブラジルの音楽がこんなにも国際的になってくれて嬉しい、とも言っていた。会場もとてもいい雰囲気で、オーディエンスのなかでもとくに、50代くらいのおじさん達がとっても嬉しそうだったし。アンコール曲の『Love Me Tender』もとろけそう…。またぜひ、その歌声を聴かせてほしいものです。
Obligato!
17
May |
リセット
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さっき、風呂釜の掃除をしていたら、洗剤とまちがってシャンプーで洗おうとしていた。
昔、学生時分の頃は、朝起きてよく、歯磨き粉で顔を洗おうとしたり、洗顔用ソープで歯を磨いたりしたこともあったなぁ。ふと思いだして、おかしくなった。朝起きたてや病み上がりの時って、頭と体をつなぐ回路というか感覚が、どっか鈍っているんだろう。
空腹だったので、トマトとアボカドにカッテージチーズをのっけたやつを一気食いした。今日はまだビールも飲みたくないし、体をリセットするいい機会。
やっぱり健康が、いちばん。
ソラはお昼寝が、いちばん。
14
May |
不思議な出来事
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バスに乗って停留所で降りたところ、1つぶん行き過ぎたことが発覚。もうかなり酔っぱらっていたため
だるだる気分で逆戻りしていると、黄緑色のハンドバッグが落ちていた。
(ん?このバッグ、なんだか(隣人)Kさんのに似ている…)と内心思いながら、ま、とりあえず警察に届けようと思い拾ってみる。で、念のためKさんに電話。すると普段はあまり飲まないKさん、かなり御機嫌な様子で「へ?バッグー?あはははは…」と答える。
こ、これはあやしい。そう思いつつ、バッグの中を開けさせてもらったところ、図書館やジムのカードに、しっかり彼女の名前…。
これって、すごい。あの時、回へ行く約束をしなければ、そして、バスを乗り越すことがなければ、
わたしが拾うことはなかったのだから。偶然が必然になる瞬間のすれ違い。いったいどれくらいの確率なんだろ。
あまりの驚きに、回の扉を開けるや皆さんに報告。その後、カウンターで4時間ほどどっぷり過ごしてしまい、同郷の酔いちくれYさんととあるバーのオーナーMさん、カメラマンをしているTさんなどと話をした。それにしても、32と23の男女が一緒に飲むのって、話のネタになるもんだなぁ…。
そして今朝、Tさんがジャケットを手がけたライスボウルという地元バンドのCDを聴きながら。どことなく乾いたサニーデイな感じでうん、なかなか。
案の定、Kさんは昨夜の事をまったく覚えておらず、さっき連絡したら、ものすごーく驚いていた(苦笑)。
ま、この話にはおまけがあって、かつて、わたしが落とした携帯ストラップの黒いバンビを拾ってくれたのは、何をかくそうKさんだったのでありました。
めでたし、めでたし。
12
May |
一日中
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そうくれば、ここではどうしてもアルコールが欲しくなる。定食とともについついビールを頂戴したら、昼間っから、すっかりいい気分に出来上がってしまった。
その後は、調子に乗ってキャナルでデザートを食し、いい映画がなかったので、中央公園の芝生の上で夕方までゴロゴロした。無印で購入したスパークリングワインと酒の肴とともに。それにしても公園には、犬連れの人がわんさかいる他にも、バック転の練習をする若者、ベンチに座って頭を抱えこむサラリーマンなど、平日の昼下がりというのに、いろんな人がいた。そうしてふたり、お互いに何を語るわけでもなく、ただただひたすら、ボーっと。暫くして、どちらも登ったことがなかったので、市役所の階段状になったガーデンをえっちらおっちら。周りにあるビルより少しだけ高い建物のてっぺんでは、女の子が独り、物思いにふけっていた。
その後、本屋で川上弘美の新刊を買い、(1件打ち合わせで中座したけれど)夜はANAのライヴを観て、サインをもらって(笑)、Jくんの彼女Cさんと合流し、餃子。隣同士、肩を並べたふたりは、とても似合いの雰囲気だったなぁ。
そんなわけで昨日は
一日中が、日曜日な気分だった。
だから今日は
さ、仕事仕事。
11
May |
ボーっと
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重い体を引きずって、夜は、珍しい古楽器片手に世界を旅する吟遊詩人バンド、<タブラトゥーラ>のコンサートへ出かけた。民族衣装に身を包んだ、それぞれにキャラの濃い中年男性5人組が手にするのは、リュート、フィドル、リコーダー、ダルシマー、ビウエラなど。初めてその名と音を耳にする楽器もあり、へぇー、ホーっという感じで興味津々。ステージ前半、中世の曲からオリジナルまで、その均整のとれた優しい音色と腕さばきはとても素晴らしく…。
…と思いきや、2曲目からすでに睡眠薬でももられたのかと思うくらい意識が遠くなってきた。しかし周りはみんな目を輝かせて熱中鑑賞中…とくにわたしの左隣りに座っている黒スーツでおかっぱ頭に眼鏡のインテリ男性なんて、わたしがひと度こっくり頭を垂れようものなら軽蔑の一撃を浴びせるであろう…などとしょうもない事を考えながら、がんばって目をこじ開け、手の甲をつねったりして聴いていた…。
そして、15分の休憩に救われつつ、後半へ。ここでは、ゲストとしてメゾ・ソプラノの波多野睦美さんという美女が登場。ジプシーの唄や日本の古の俳句を曲に乗せたタブラ・オリジナルなどをアカペラで披露してくれた。広がり、奥行きのある美声とともに、その立ち振る舞いは歌劇のごとく実に優雅で、唄の想いがより深く伝わってくる。おかげでいっぺんに目が覚めた。ラストはリズミカルなテンポの曲を連続して。白いあごヒゲが仙人風のおちゃめなリーダー・つのださんと、おかっぱ頭のフィドル・田崎さんの弾き踊りは、機械仕掛けの人形のようにコミカルで微笑ましく、拍手喝采の渦のなか幕は閉じた。
しかし、もっと集中して聴きたかったなぁ。もったいなかった。だけど、体のサイクルがどうにもこうにも眠たい時期で、今日もまったり、ボーっとしたまま。嗚呼、ソラになりたい…。
08
May |
冷蔵庫の思い出
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薄汚れた白い冷蔵庫。大学生になるときに買ってもらった、一人暮らし用の小さなものだ。彼は使い始めから一度たりとも壊れることなく、これまでずっと一緒に連れ添ってきた。大学生活から数えてだから…かれこれ14年になる。
初めての一人暮らしは、目の前がすぐ大学という6畳1ルームのマンション。いまでは考えられないくらい狭かった。オール電化で、コンロもひとつしかなかったし、隣人が頻繁にたてる麻雀の騒音やカップルの喧嘩なんかで、眠れない夜もあった。初めて金縛りというものを体験したのも、あの部屋。あんまり何度もかかるので終いにゃ怖さも激減し、解き方さえもあみ出してしまったっけ。
それから、女友人とふたりで暮らすことになり、2LDKへと引っ越し。そこには7年近く住んだのだけれど、ふたり分の食糧を詰め込むため、冷蔵庫の彼はふくれんばかりに毎日パンパンであった。この場所で、仕事に、お酒の美味しさと夜遊びをおぼえた。ついでに、生涯でおそらく一度きりの、大失恋も。
そうしてまた、今の平屋で早や1年。生活に根付くモノ達には、自然と思い出が寄り添う。だけど、失う瞬間になるまで、それにはなかなか気付かないものだと、さよならの間際に思った。
冷蔵庫の君よ、まだ、もすこし現役でいけたというのに、ほんとによくぞ働いてくれました。ごめんよ。そして、おつかれさま。
07
May |
ふくよか鳥
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そして、次に目指したショールームではほとんどのアイテムが3割引きで買えるという。お店の外壁には白山陶器の小皿やカケラがカラフルに埋め込んであって、奥の方には、ほのぼのと、昔ながらの煙突が山の緑をバックにそびえ立っている。ここでも、前から欲しかった天目という黒っぽい飴色をした皿類や森さんデザインの小皿、ビール用カップを購入。興奮に継ぐ大興奮で、まったくもう物欲全開であった。ナビしてくれたIむーよ、キミに幸あれ。ありがとう。
そんななかでも、とっても欲しかったのがこの“ふくよか鳥”(勝手に命名)。きっと世に出る値段の半額で買えるだろう、とのことで白と黒のつがい(もどき)で揃えてみました。
なんでしょうね、この、他人とは思えないふっくらなごみ感…。というのも最近、ちょっと太ったねと親切な友人に指摘され、この子らに妙に親近感が湧いてしまうのでありました。
…そろそろ、プールに通おうっと。
06
May |
山さくらんぼ
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夕方、家路に着き、仕事しているとNくんから電話。なんと知り合いが山で摘んだサクランボを 家まで届けに来てくれた。体調がわるいなか、わざわざ坂道を登って、だ。
目下、Nくんはこれまで務めていた音楽関係の仕事を辞め、家業を継ぐべく修業に入った。髪を短く切って、慣れないスーツを着ても、NくんはやっぱりNくんだなぁ、と思う。
さっそく4日の日に波佐見陶器市でしこたま買った白山陶器の白いお茶碗に盛ってみる。真っ赤に熟れた小粒のサクランボは、ほどよい自然の甘みと雨の匂いがした。
ありがとう。
03
May |
母娘の時間
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というわけで、今日のお昼は、以前取材で知り合いになったフレンチのお店、a tableへお連れする。ここでは、まるで映画『アメリ』の世界を再現したような雰囲気作りのなか、パリで出会ったふたりのシェフ各々の
すご腕メニューがいただける。さっそく本日のランチの肉メニューのほう、鴨のローストにして、
赤ワインをグラスで(ひとり)プラス。と、シェフが、以前来てすっかり好物になってしまった、冷野菜のコリアンダー風味をサラダと変更してくれていた。見た感じはピクルスみたいなこのメニュー、セロリやニンジン、西洋玉ねぎなどを圧縮鍋にかけて作るのだが、野菜を重ねる順番や温度など、非常に繊細な作り方のため、ふたりのシェフのうち一人にしかできない代物なのだ。食べるタイミングも作って3日間限定というだけあって、その歯ごたえや味のバランスは絶妙。まさにこれからやって来る暑い夏なんかには白ワインとそれだけでもいいくらい。とはいえ、ここ、メインはもちろん、自家製パン&バターもデザートのショコラも珈琲も、すべてに手を抜かないほんとうに素敵なお店。手厳しい母もすっかり気に入って、今度は夜来ようねと約束した。
その後、パッチワークが趣味である母のお供で、市美へキルト展を観に行き、香号にて水音をBGMに珈琲タイム。夕方、若かりし日の高田渡の曲と、母が台所に立つ音を聴きながら、こうして日記を書いている。ソラはどうやら、ほっけの塩焼きを狙っているらしい。
実家にいた高校生の頃までの、母娘ふたりで過ごした時間が、今となってはこんなにも愛おしいなんて。
母の日の贈り物は、さて、何にしようかな。
01
May |
1年
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当時、わたしは大学時代からの女友達とシェアしてマンション暮らしをしていたのだけれど、思い立ったらいてもたってもいられない性分で、その晩おそるおそる相方に、これは運命の出会いなのだよぉ…と激白。1週間後にはキープの手続きを済ませていた。Nよ、我が侭なわたしを許してくれてありがとう。
そんなわけで去年の今頃、山の上にあるこの長屋に越してきた。母と一緒に畳をお茶っ葉で何度も何度も拭き上げたり、友人に手伝ってもらってペンキを塗ったり、大工さんに勝手口やら風呂場やらを直してもらったりと、一苦労。まぁ、最初は今まで見たこともない大蜘蛛が出てきたり、足の裏にひんやりと、トカゲを踏んづけたこともあったなぁ…。兎にも角にも、風を入れて人が住めば、家ってこんなに甦るものなんだと実感した。
住んでみてうれしく思うのは、切り花や植物が長持ちすること。自分で作る料理が美味しく感じられること。時間の流れがとてもゆっくりで、以前みたいな急くような気持ちがあまりなくなったこと。お隣同士の挨拶や回覧板、町費を払うことが楽しくもある。
あ、予想していなかったことが1つだけ。以前から引っ越したらおかめインコを飼おう、と夢見ていたのが、気付けば猫と暮らしていることか。
1年経った今でも、坂道を下るときはいつも下界に降りていく気分だったり。
これからも古いものは大事にしつつ、時に手を加えながら自分らしく、ソラと仲良く暮らしてゆきたいものです。