*2004*12*
26
Dec |
わがフリを見て。
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ゆえに血液型の話になると、大人しい子=A型といわれることが多かった気がする。
それが今、自他ともに認めるコテコテのB型人間になってしまった。
この間の忘年会でも典型的なBのお墨付きをもらい、そのまま二次会の席へ流れたところ、2つのテーブルに分かれて座れば、こちらの島は5人全員がB型と発覚。コワイコワイと大いに盛り上がる。
マイペース。自己中心的。変わり者。大ざっぱだが変なところに固執する。
そんな風にあまりいい様に見られないところも、実は秘かに気に入ってはいる、というのがBの質の悪いとこなんだよね、とみな自認はしているらしい。
そのなかで、
「B型は実は人知れず気を使うがあまり、使って使って最後にはどうでもよくなるのよ。だから案外“気にしい”なんだ。気付かれないんだけどね」という姉御ライターNさんの言葉があった。
23
Dec |
我が家でパーティ
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Kちゃんに習ったイタリアン鍋をガーリックトーストとともに披露してみた。好評。
その後チーズフォンデュなどを食し、お腹も落ち着いたところで、Hさんご提案のプレゼント交換の時間。
なんだか懐かしい感じだけれど、大人だから、という理由で1050円以内のものに設定されたのだっだ。
UAのきらきら星をBGMに、いざ時計回りで手渡しすると…手元には思いがけず大きな箱が舞い込んだ。
そうしてお楽しみ、パティシエであるHさんの妹さんが手がけた苺のケーキにエスプレッソ。
普段は弾かずじまいのわがギターも、こんな夜は心地よい音色を響かす。
ソラはアイドルのごとき扱いを受け、みんなの膝の上を点々と渡り歩いていたっけ。
正直クリスマスにはまったく思い入れはないけれど、家族や友人と大勢でケーキを囲んだりする瞬間は素敵なことだな、とも思う。
クリスマスよりお正月に心惹かれる30代。
とても字余り。
22
Dec |
神社で酒を浴びる
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よそう、よそうと思いながら手は勝手にコップを持ち上げている。
手持ちぶさたの時でもそうでなくともゴクリゴクリ…。意味はまるでないが、そのうち泥酔達人にでもなって、川上弘美の小説に登場する、あの河童の宴にご招待していただけるのではなかろうか…。
今日はフリーになって初めてもらったレギュラーの仕事関係で、会社Rの忘年会へお誘いいただいた(Mさん、ありがとう)。
会場が警固神社内という粋な計らいがRらしい。受付で着物姿のお姉さんにビールと豪華なお弁当をいただき、いざ会場のふすまを開けると、そこにはほんとにまぁいろんな人達の姿があった。→
21
Dec |
檸檬の木の下で
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山を切り開いて作られた、高台に位置する我が平屋への帰り道は、坂道がやや急なものの季節感を感じられるなかなかの雰囲気だ。とくに家の前に続く小道はどことなく長崎に似た空気感があるようだけれど、その小道に入る角っこの家にはなんと檸檬の木がある。
今まさに、たわわに実る天然の檸檬たち。
青空の下、あまりにも素敵なので、何かの折りに待ち合わせする時にはついつい「檸檬の木のとこね」などと使ってしまったりもする。
そういえば、梶井基次郎の小説「檸檬」のなかには、猫の肉球を目にひたっと当てるのが好きな主人公が登場していたけれど、はて、どんな話だったっけ。久々に読み直してみようかなぁ。
19
Dec |
とてもいい、一日を終えて
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今日は、彼女のお友達Yさんご夫婦を訪ねて、糸島まで日帰りの旅。旦那さんが木で物作りをされる作家さんということもあって、一緒におじゃまさせてもらえることになったのだ。
駅から田舎道を車で走ること5分余り。
降り立った先は、なにも聞かずとも、その平屋の居住まいだけで本物と感じられる、とても素晴らしいお宅でした。
玄関に入ると、お子さんのcocoちゃんが満面の笑みでお出迎え。 暖炉に火を入れたリビングで、編み物上手な奥様の美味しいお茶をごちそうになりながら、Yさんの手がけた椅子に実際に腰かける。そうして、作品や自身についてゆっくりと丁寧に、お話を伺えた。
「訪れるだけで優しい気持ちになれる場所」とIむーが話してくれた通り、ここに居ると、木の持つ不思議な包容力とYさんご家族の人柄から自然と満ちてくる、安らぎ感に心が共鳴していく感じ。
木のにおいや温かみが暮らしにすんなりと溶けこんだ、シンプルという枠のなかにも遊びとスタイルがほどよく見いだせる家族空間、とでもいおうか。
とてもゆるやかで有意義なこの時間のことは、改めて今後ぜひカタチにできればと思う。
それにしても、今日一日でいろんなことをしゃべったねぇ。
ありがとう、Iむ。
18
Dec |
夢見て笑うは…。
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眠りながら笑う。
これ、以前から何度か旅先などでやらかして知人友人に指摘され恥ずかしい目にあってきた。さらには自ら自分の笑い声を聞いて夜中に目を覚ましたこともあり、その時は自分のなかの知らない自分がとってもコワかった…。いったいどんな楽しい夢を見ていたのやら。
夢といえば。
これまで見たものでショックだったのは、大切な人が乗っている車が目の前で爆破炎上したやつ。これには夢の中の自分もかなりまいったらしく、朝号泣しながら目覚めた。
もうひとつは、タイタニック号のような豪華客船を彼方にして、大海で溺れているわたしの前にラッコが現れる。わたしは瞬時にそやつに助けを求めるものの、ラッコはわたしに一度も目を合わせることもなく知らんぷりで間近をスィ〜っと優雅に通り過ぎていくというもの。こちらは起きた瞬間、もはや姿なきそのラッコに憤慨したのを今でも憶えている。→
17
Dec |
ソラと暮らす
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体重も2kgから2,7kgに増量。ただ、同居し始めて1ヶ月、食欲も元気もいっぱいなのにおなかのゆるさがいっこうに治まらない。
調べてもらったところ、回虫退治はできたものの腸内に細菌がいるという。
そんなわけで、抗生物質と整腸剤をもらってきて様子を見ることになった。
猫にはたいていある症状らしいけれど、油断は禁物。
早く無事治るといいなぁ。
しかし、お母さん役ってのも大変だ、と改めて思う。
だけど、他人や他猫?と暮らすことは、
大変なぶん、それ以上に得るものも大きい。
そんなどっこいどっこいのバランスのなか、ソラとずっと一緒に過ごしていけたらいいな。
16
Dec |
「ありえない」に遭遇
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自分の今やこの先に描く夢のようなものを、なぜ自分のことばで語れない/語ろうと努力しないのか?
レールに乗っかったまま、お気楽に過ぎていく人生は、その時点でもはやあなたの人生ではないし、自分の道は所詮、自分でしかうまくコントロールできないもの。
∴自分がナイと、いつか自分の人生に捨てられる。
心改めよ、若者よ。
14
Dec |
食堂クーネルにて。
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今夜は、某編集プロダクション?のIむーとふたりで初めてのごはん。
彼女とは音楽の趣味も合うのだけれど、ふとしたきっかけから着物話しでも盛り上がり、1月には着物で好きなお店を巡る予定だ。
しかもお母様が踊りを長年たしなまれていて、着付けをしてもらえるという。
今からとっても楽しみな行事のひとつ。
ここ、クーネルはよく行く店のひとつで、ポトフを中心とした洋食が食べられる。
料理もなかなか工夫のある品々が揃ううえ、なんといってもその空間づくりに味がある。カウンターとこぢんまりとした小上がりだけの店内は、木の風合いとホーロー鍋などの食器が溶け合い、どことなく北欧テイスト。
こんな雰囲気のよい夜は、女ふたりの内緒話が弾む。
インテリアや洋服のセンスのよい彼女は、趣味で物作りも好きなのだけれど、それがかなりの腕前なので、今度、私的な取材をさせてもらうことに決定した…よね?
こんな風に出会ったモノやひとの取材をしていくのも、わたしのライフワークの一こまにしたいなぁ、それもなるべくプロではないほうが面白いかも。そんなことをクーネルにて思った、今夜は細長い三日月の夜。
13
Dec |
珈琲日和
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どうやら乳歯が抜けているらしく、こやつ、暴れん坊になってきた。
日本猫だし、オスだし、おとなしい性格の持ち主だと勝手に思いこんでいたけれど、猫にして猫をかぶっていたか!
おかげさまで今朝もはやくに起こされ、やけになって朝風呂に入る。
頭もスッキリしたところで仕事も片づき、なんだか得した気分に。
そんなわけで、午後からは散歩がてら大濠公園近くにある気に入りの珈琲専門店「香号」へ向かった。
ゆったりしたカウンター席のみのこのお店では、棚に陳列された和洋さまざまなコーヒーカップのなかから好きな絵柄が選べるようになっている。
さらに、その棚の背景ではレンガの壁から水がさらさらと流れているのだから、BGMはまるで必要ない。
もちろん、味は美味し。
さて、店のオーナーである白髪の老婦人にお願いしてうろこ柄のシンプルなカップを選んでみた。
ソーサーの裏をこっそり覗くと、今日のはスウェーデン製のロイヤル・コペンハーゲン、
でしたとさ。
12
Dec |
西へ行く
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昼間は、Sがデザインすることになったアーティストのジャケ写を撮りに西方面へ。
地元出身のバンドということで、都市と田舎のミックス感があるような、ないような、そんな何気ない風景を探し求め、いい場所が見つかれば車を降りて点々と撮影した。撮ったものが使われれば、バックインレー?に名前が載るという。さて、結果はいかがなものか。
帰り道、せっかく車なのでマリノアへ連れていってもらった。ここには、わたしの好きなChiaki Katagiriというデザイナーさんの靴がなんと半額以下で置いてあるのだ。彼女の靴は、素材使いやちょっとした部分のデザインがキュートでいて履きやすい。今日の気分にまかせて、季節を問わずに履けそうな白い皮のサンダルを購入した。→
10
Dec |
さりとて、コワいものなし。
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阿蘇大橋を渡り、長陽村のさらに山奥へと車を走らせると、まるで日本むかし話のような秘境が広がり、降り立った瞬間、硫黄の匂いに包まれる。ここ、清風荘は明治時代から湯治客に親しまれてきた温泉宿で、なかでも「すずめの湯」と呼ばれる混浴露天で有名。白濁した湯の色、すぐそばの源泉から流れ出てくるのだろう、湯船からは気泡が上がってくる。
木枠に頭をあずけて足を伸ばし、ポコポコと湧き出る源泉の音をBGMに、しばし目を閉じる…
嗚呼、極楽哉。→
07
Dec |
鳥のここち
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つい先日、幸運にもある取材のお供をする機会があり、TRAMのオーナーさん宅を訪問した。以前、インテリア関係の全国誌で見かけたことのあったMさんのお宅は、薬院のそばの閑静な住宅地の一角にある。
まるで昔のレトロなホテルを外国人向けにリノベーションしたような、スタイルのあるマンション。そして、北欧の家具や雑貨に紛れて、古い和家具が無理なく溶け込んだシンプルな部屋。
Mさん自身も木の質感が心地よいその空間のように、とても温かで魅力的な女性だった。
その日は、TRAMにてスウェーデンの鳥のペーパーストーンと、ツバメの形をしたバッチを購入。どうにもこうにも鳥グッズに惹かれてしまうわたしであった…。
つい先日、幸運にもある取材のお供をする機会があり、TRAMのオーナーさん宅を訪問した。以前、インテリア関係の全国誌で見かけたことのあったMさんのお宅は、薬院のそばの閑静な住宅地の一角にある。
まるで昔のレトロなホテルを外国人向けにリノベーションしたような、スタイルのあるマンション。そして、北欧の家具や雑貨に紛れて、古い和家具が無理なく溶け込んだシンプルな部屋。
Mさん自身も木の質感が心地よいその空間のように、とても温かで魅力的な女性だった。
その日は、TRAMにてスウェーデンの鳥のペーパーストーンと、ツバメの形をしたバッチを購入。どうにもこうにも鳥グッズに惹かれてしまうわたしであった…。
01
Dec |
夢の輪郭
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そんなことを思っていると、Kさんが用事でやって来たので縁側でココアをごちそうになりながら日向ぼっこした。
ふたりとも急ぎの仕事は今日はなし!ということになり、けやき通りまで散歩がてら鰻を食べた後、「林檎」という喫茶店へ。
ヨーロピアン調のテーブルや椅子に、華美すぎない程度のシャンデリアやオブジェなどが飾られた店内は、マダム系のおばさまがオーナーの割にコテコテの喫茶すぎず、こぢんまりとしたいい雰囲気。
リンゴ紅茶を飲みながら、暫くのあいだ、仕事や人間関係、自分の未来図についておしゃべりした。
結果、ずっと前から思っていたものの輪郭がはっきりしてきたような気がする。自分が今やっていることと、別にもやってみたいことがある、なんてこと。それには先立つものや人との縁がもっと大切だけれど…ずっと意識していればなんとなく実現不可能ってわけでもない、ような。
そんな夢ばなしが少し身近に感じられた冬の一日でした。